京都市で歯列矯正!赤ちゃんや幼児はどんな治療ができる?

授乳の仕方や哺乳瓶、おしゃぶりが歯並びに影響

赤ちゃんの時期に母乳を飲むと、吸う動き筋肉が自然とトレーニングになり、あごの成長と気道の発達が促されます。歯並びを良くするには正しい姿勢で授乳することが大切です。赤ちゃんの口に対して真っ直ぐ乳首を入れること、深飲みさせることを意識しましょう。哺乳瓶は母乳と比べて、舌や唇の筋肉の動きが少なくなるものです。哺乳瓶を使う場合は、おっぱいからの授乳をイメージした姿勢を心がけ、母乳を飲むときと似た動きができる乳首を選ぶと良いでしょう

また、おしゃぶりも歯並びに影響するので、2歳ごろを目安にやめさせることが大切です。

お口ポカンや指しゃぶりなどの癖を改善

お口ポカンを引き起こす舌癖は、正しい位置に舌が収まっていないことから、舌で前歯を押したり触ったりする癖のこと。舌癖は出っ歯や受け口などの原因になるので、舌の正しい位置と嚥下方法を教えること、習慣化させることが大切です

指しゃぶりは赤ちゃんや幼児期に見られる癖で、成長とともに自然とやめることが多いでしょう。しかし、出っ歯やすきっ歯などの原因になる可能性が考えられます。3歳ごろまでは影響がほとんどないとされていますが、4歳以降も続くようなら気をそらせるなどの工夫が必要です。

正しいブラッシング指導で効果的な歯みがき

赤ちゃんや幼児の歯みがきのコツは、軽い力で手早くみがくこと。歯1~2本につき歯ブラシを横に小さく動かしながらみがきましょう。力を入れてみがくと赤ちゃんや子どもが歯みがきを嫌がる可能性もあります。みがく時間の長さも意識して、汚れを十分に落とせる力加減をつかむことが大切です。上の歯をみがくときは、上唇の裏側と歯茎の間にあるすじに歯ブラシが当たらないように気を付けましょう

小児歯科では歯ブラシの選び方や力加減などの指導を受けられるので、困ったら相談してみるのもひとつの方法です。

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